チェスターの成長をいつも 長編小説の様に綴って下さるパパさん、
本当に有難うございます(*^^*)
こんなに愛されて チェスターは幸せですね。



件名: チェスター(イエローラブ、現在1歳3ケ月)通信;アウトドアライフ

ペット里親会様

チェスター(イエローラブ、現在1歳3月)が我が家に来て、
8ケ月近くが過ぎ、チェスターの犬生の半分が、
我々家族と過ごしたことになります。

出逢ってしばらくの間、チェスターは、上目遣いで、
我々をそっと見つめることがありました。
その少し寂しげな瞳を見るたびに、我々の知らない過去があるようで、
ちょっぴり切なくなったことを思い出します。

今では、チェスターの体重は22Kgを超え、足や腰回りの筋肉がつき、
胸板の厚さが増すにつれて、スタミナと力強さも加わり、
毛つやも良くなり、見た目にも、若い大型犬の風格が出てきました。

チェスターは好奇心が旺盛で、犬にも友好的で、何よりも、人が大好きで、
人といっしょにいること、人といっしょに遊ぶこと、
いつでも、どこでも、人に寄り添って歩くことを最優先に考える賢い犬です。

こんな素敵な出会いをプレゼントして頂いた上杉様、スタッフ
及びボランティアの皆様に、改めて感謝致します。
本当にありがとうございました。

保護活動、いろいろと大変な事も多いと思いますが、
皆さまのご活動を心より応援しています。

今日は、チェスターのアウトドアライフを報告します。

先週、チェスターといっしょに、僕のお気に入りの
西丹沢の世附川流域の沢歩きを兼ねた山歩きに行ってきました。
当日は快晴で、渓流のせせらぎと落ち葉にかすれる僕らの足音、
チェスターの首輪につけた鈴音だけが、山間に響く静かな山行でした。

世附川本流から悪沢とクマ沢の沢歩きをし、
沢の源頭部から椿丸の稜線に延びる尾根に上がり、
椿丸で少し遅い昼食を食べ、その後、法行沢に下り、
大又沢ダムに立寄り、スタート地点の浅瀬に戻る
8時間半の奥深き西丹沢の山並みを楽しむ冒険旅行でした。

僕らは、冷たい沢水の気持ち良さを感じながら歩き、
優雅に泳ぐヤマメを横目で見ながら小滝の水しぶきを浴びたり、
両手を広げれば届いてしまいそうなV字の沢の源頭部を登ったり。
稜線では、僕らの目の前を横切る鹿の親子と遭遇したりと・・・

そよ風に揺らぎながら落ちる木の葉に反応して、
滝壺に飛び込む躍動感に満ちたチェスターの姿は、
自然というフィールドで僕だけが知る、
チェスターの優れた猟犬の本能なのかもしれません。

沢の源頭部で見つけたミツマタは、
たくさんの小さな白い蕾をつけていました。
そのミツマタは、寒い冬を越し、来年の3月中旬には、
甘い香りがする鮮やかな黄色の花を咲かせるでしょう。

冬の寒さに負けないミツマタの逞しさを感じるとともに、
沢の源頭部の急な落ち葉の斜面を、楽しそうに勢い良く駆け登っていく
四輪駆動のチェスターのパワーは、僕に微笑みをプレゼントしてくれました。

日常生活を離れ、自然の中でチェスターと向き合うと、
チェスターの成長と、僕との絆の深さを確かめられるような気がします。

チェスターの横顔が写る写真は、
織戸峠と椿丸の分岐点から眺めた西丹沢の山並みです。
僕は何度となく、この景色を見ています。
この景色を見るたびに、亡くなった3頭の愛犬たち(レトリーバー)との
懐かしい思い出が甦ってきます。

そして今、時間を超えて、チェスターが3頭のレトリーバーと同じ空間を
分かち合えたことに感謝するとともに、
僕のそばに3頭が寄り添って、同じ景色を見ているような気持ちになりました。

僕の右腕は、チェスターの背中をやさしく包み込み、
僕の心は、ボブ、ポテト、サニーを強く抱きしめていました。
チェスターが、同じ景色を共有できた喜びを感じながら・・・

今回の山行では、僕のリュックの中の3頭の懐かしい思い出の上に、
パワーあふれるチェスターとの思い出を詰め込みました。

チェスターには、いろいろな事を経験させるために、
そっと手を差し伸べたり、時には肩を軽く叩いて励ましたり・・・
それに応えたチェスターの素直さとほん少しの勇気が、
フリスビー、カヤック、山&沢歩きなど、
アウトドア犬としてのチェスターの世界を大きく広げたように思います。

我々は、いつまでも、どこまでも、チェスターを全身で受け止めていきます。
今後ともよろしく御願いします。

追伸)
チェスターを連れて、9月下旬には、茅ヶ崎の小出川の彼岸花を見に行きました。
そして、逗子にある「なぎさ橋珈琲」のオープンテラスで、
チェスターはカフェデビューをし、吠えることもなく、
「スワレ」と「フセ」の状態で、終始おとなしくしていることができました。
人間にも犬にも、合格点をはるかに超えるマナーで、
Good Boy を演じきりました。

チェスターパパ(江畠 春文)